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会長 緒方隆昌
この度、日本非破壊検査協会(JSNDI)及び米国非破壊試験協会(ASNT)は、それぞれが実施するJIS Z 2305 (非破壊試験技術者の資格及び認証)及びACCP(ASNT 中央認証)に従う非破壊試験技術者資格を相互に認め合う相互承認協定(MRA)について、10月5日に秋季講演大会(福岡国際会議場)において正式調印しました。
世界の第三者認証制度は、ほぼISO 9712に統一される傾向にあるため、2015年から日本でも最新版のISO 9712に従った認証を実施しています。また、JSNDIは、昨年策定した新しいビジョンの中で、有効なグローバル展開の強化をJSNDIアクションとして挙げています。ASNTの資格者や活動は世界に広がっており、今回のMRAは、米国産業との交流のみならず、世界の多くの国々との交流を促進させることが期待されます。
JSNDIの資格件数は9万件と世界最大規模ですが、両協会の資格者は世界の重要な割合を占め、今回のMRAは、非破壊試験技術者の交流と標準化を促進させることに役立つと思います。世界トップレベルの技術力と産業規模を有する両国が、様々な連携をすることは、世界の非破壊試験技術や関連産業の発展に極めて重要だと考えています。なお、相互承認の受付の開始は、2018年秋以降を予定しています。
平成29年6月6日(火)に、平成29年度(第74回)定時社員総会を開催し、JSNDIビジョンのもと、
緒方会長以下、新体制による活動をスタートしました。
決議事項として、平成28年度決算報告、名誉会員の推薦、並びに、平成29年度の役員選任について承認されました。
平成29年度の役員は次のとおりです。
緒方会長より、JSNDIビジョンの発信及び推進、JSNDIアクションプランの実行など、
平成29年度の主な取組に関する基本方針の説明がなされました。
また、各担当理事より、平成28年度の事業報告の説明がなされました。